我々の仕事は、単に見た目をキレイな状態に戻すことではなく、わずかな車のズレや歪みまでも元の状態に修復し、新車時同様の安全性を回復すること。外から見ただけでは分かりづらい部分が多い仕事だけに、細部に至るまで決して手を抜かず、一台一台に心を込めて作業をすることが、プロとしての責任であり誇りだと思っています。

普通科高校を卒業後、鈑金・塗装の知識もスキルもまったくないまま就職しましたが、今では「鈑金リーダー」を任され、日々遣り甲斐を感じています。損傷の激しい車が入庫された時には、まだまだ戸惑うこともありますが、先輩方が優しく、丁寧に指導してくれるので不安を感じることはありません。より技術を身に付け、相談しやすい頼れるリーダーを目指します。

100パーセントの正解がない塗装作業。だからこそ100パーセントを目指したい。その思いを胸に、日々成長中です。先輩方が出来ていることが出来ないことが悔しくて、何度も繰り返し練習を重ねたり、本で調べたりしました。自分の上達が目に見える仕事なのでモチベーションを高く維持することができます。確かな技術を身に付け信頼されるリーダーを目指します。

アウデイ社認定の「アルミボディマイスター」の資格取得のため、ドイツ研修に派遣してもらいました。国内では経験でき得ない特殊な溶接訓練を2週間に渡り経験でき、他者に誇れる技術が習得できたことは、自身の中で大きな自信につながっています。ここで得た技術を後進の指導に活かし、次なる資格取得者の排出に尽力していきます。

古い車を扱うことの多い鈑金塗装業にあって、当社は「アルミニウムボディ認定工場」という特殊な工場であるため、最新の設備を駆使して、発売間もない車や高機能車の修理に携われることに魅力を感じています。また、直接お客様と会話する機会も多く、自分の修理した車をみて、笑顔になるお客様の顔を見られることもメカニックとしての喜びです。

来客応対や電話応対のほか、事務全般を担当、現場の作業がスムーズに運ぶようサポートしています。日程を調整しての食事会や、花見、慰労会企画なども楽しみながら行っています。現在、職場で女性は一人だけですが、みなさん気軽に声を掛けてくださり、働きにくさを感じたことはありません。和気あいあいとした自慢の職場です。